1級電気工事施工管理技士とは

電気工事施工管理技士とは、電気工事の現場管理をする立場である主任技術者、専任技術者、監理技術者になるために必要な国家資格のひとつで、電気工事に携わる方、またはこれからこの業界で働く方を対象にした試験です。

1級資格は、主任技術者、監理技術者として認められるために必要な資格となっています。

さらに、令和3年度から技士補資格が新設され、1級電気工事施工管理技士検定の第一次検定に合格すれば1級電気工事施工管理技士補を取得できます。

技士補は、監理技術者の補佐的立ち位置です。詳しくはこちらの記事で記載しています。

1級電気工事施工管理技士の資格取得の難易度

1級電気工事施工管理技術検定は、第一次検定と第二次検定に分かれています。

第一次検定では全問四肢択一か五肢択一のマークシート問題となっており、出題数92問中必須問題と選択合わせて60問を解答します。

試験は午前の部と午後の部に分かれており、試験時間は午前・午後合わせて4時間30分です。

出題範囲は午前・午後合わせて8分野と広く、電気工学・電気設備・施工管理法・法規の4分野の出題数が多いため、その4分野の対策を多く取ることで合格へと近づきます。

受験資格は第一次検定のみ受験する場合、2級電気工事施工管理技士の資格を取得していると実務経験関係なく受験資格を得られます。

第二次検定では記述問題と五肢択一式のマークシート問題です。

全5問中3問が記述問題となっており、第一次検定よりも難易度が高いと言えます。
記述問題の分野は施工2問と電気設備です。

受験資格は第一次合格者かつ(学歴が大卒の場合)実務経験3年以上が必要です。

1級電気工事施工管理技士の合格率

国土交通省の発表した令和4年度の1級電気工事施工管理技術検定によると

第一次検定の合格率は38.3%で、3人に一人が合格する結果になっています。

令和3年度の変更後すぐは50%以上と上昇しましたが、現在は減少傾向にあります。

合格基準は全体の60%と、問題数で言うと36問以上となっています。
しっかり対策をして確実に合格を目指しましょう。

また長時間の試験となるため、集中力を保てるように日ごろから試験と同じように練習しておくとよいでしょう。

第二次試験の合格率は59.0%です。

こちらも令和3年度の変更後から様子が変わり、今迄の60~70%から一転して低い水準となっています。
合格基準はこちらも60%以上です。

それでも、全体の2人に1人が合格する結果のため、過去問を繰り返し解き、解答の傾向をつかみましょう。

国土交通省「令和4年度1級建築・電気工事施工管理技術検定「第一次検定」合格者の発表」より引用

国土交通省「令和4年度 建築・電気工事施工管理技術検定(1級・2級) 「第一次検定(2級後期)」及び「第二次検定」合格者の発表」より引用

まとめ

1級電気工事施工管理技士は、難関資格まではいきませんが、中程度の難易度であることが分かります。
出題傾向の改正後、合格率等がだいぶ変動しているため、過去問のみの対策も重要ですが、基礎的な知識を参考書で満遍なく習得すると良いでしょう。

また、第一次検定のみ取得し、技士補を目指すのも良いでしょう。
自身のキャリアとして監理技術者になることを目指しているがまだ自信がない人は、補佐として監理技術者について仕事をし、実地で学べるためおススメです。

さらに、電気工事を行うことが出来る第一種・第二種電気工事士の資格を同時に取得し、独立への道を開くことが出来ます。
自身の描くキャリアを実現するためにも、ぜひ挑戦してください。

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2級建築施工管理技士とは

建築施工管理技士とは、建設工事に従事する技術者の技術向上を図ることを目的として創設した、国土交通省の認定する施工管理技士国家資格のひとつです。

主に、主任技術者や監理技術者といった、建設工事現場に必ず置くことを定められた役職に就く要件として認められています。

2級資格は、建設現場にて施工計画の作成、現場の工程管理や安全管理、品質管理を任される主任技術者になるにあたり必要な資格です。

資格は三種類に分かれており、「建築」「躯体」「仕上げ」それぞれに合格することで、その分野の業務を担当することが出来ます。

しかし、三種類全て資格を保有しなければ制限なく担当することが出来ません。

1つ上の資格である1級建築施工管理技士ではこれらの種類分けがされていないため、一度の受験で制限されることなくすべての業務を担当できます。

その分、1級建築施工管理技士は試験が難しくなっているため、まずは2級で基礎的な知識を身に着けることがオススメです。

また、1級建築施工管理技士の受験資格のひとつに2級の第二次検定に合格後実務経験を含む3年以上というものがあります。これは、ほかの受験資格よりも短い実務経験で受験資格を得ることが出来るため、1級の早期取得を目指す方も積極的に取っていきたい資格であるといえます。

2級建築施工管理技士の資格取得の難易度

2級建築施工管理技士の資格を得るための試験である2級建築施工管理技術検定は、第一次検定と第二次検定に分かれています。

第一次検定では四肢択一(施工管理法の一部問題では四肢二択)のマークシート問題となっており、問題数は50題です。

出題範囲は広いですが、浅くてまんべんなく出題されるため、しっかり対策を取っていれば難易度としては易しいといえます。

受験資格も17歳以上であればだれでも受験できるため、しっかり勉強していれば突破できる難易度です。

第二次検定は記述問題と四肢択一のマークシート問題の二種類です。ただし全5問中記述問題が3問と記述のほうが多い構成となりますので、難易度はやや難しいといえます。

受験資格は一番短い期間で大学指定学科卒の実務経験1年以上という条件です。受験資格を得るまでの期間がだいぶ長いことが分かります。

選択式問題があるとはいえ、合格基準は60%以上となっているため、過去問を繰り返し解き、しっかり対策をしましょう。

2級建築施工管理技士の合格率

国土交通省
令和4年度 建築・電気工事施工管理技術検定(1級・2級) 「第一次検定(2級後期)」及び「第二次検定」合格者の発表より引用

国土交通省の発表した令和4年度の2級建築施工管理技術検定によると

第一次検定の合格率は平均42.2%です。
50%を切っており、低めに感じるかもしれませんが、2人に1人が受かる計算なので、しっかり対策をして挑めば十分に合格が望める難易度だといえます。

第二次検定の合格率は平均53.1%です。
種別に見ると、建築が58.9%、躯体が52.5%、仕上げが47.1%です。
仕上げが低くなっていますが、全体的には50%越えと高めの結果となりました。
2020年以降の合格基準の見直しから、比較的高水準の合格率が続いているようです。

合格基準は第一次検定が40問中24問、第二次検定が60%以上です。

まとめ

このように2級建築施工管理技士は、難関資格とまではいかないものの、難しい資格であることが分かります。

実務経験での長い経験と知識のみならず、広い知識の習得が必須です。

裏を返せば、それだけの勉強と経験を積み重ねてきたという証明になり、あなたが高いスキルを持つ技術者であることの証明になります。

また、1級建築施工管理技士への挑戦の土台になるため、より高いスキルの獲得を目指す人には第一歩として取っていただきたい資格です。

1級建築施工管理技士のリンクはこちら

ぜひ2級建築施工管理技士を取得して、現場での信頼を勝ち取り、あなたの望むキャリアへの一歩を踏み出してください。

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1級建築施工管理技士とは

建築施工管理技士とは、建設工事に従事する技術者の技術向上を図ることを目的として創設した、国土交通省の認定する施工管理技士国家資格のひとつです。

主に、主任技術者や監理技術者といった、建設工事現場に必ず置くことを定められた役職に就く要件として認められています。

1級資格は、主任技術者や監理技術者など、建築現場で指導的立場の業務を任されるようになる立場になるのに必須の資格です。

また、一次検定の合格で1級資格者を補佐する資格である、1級建築施工管理技士補になることが出来ます。
さらに、二次検定合格をすることでいつでも1級建築施工管理技士になることが出来ます。

しかし、1級建築施工管理技士は2級建築施工管理技士と比べて難関と言われます。

実際はどうなのか、データから見ていきます。

1級建築施工管理技士の資格取得の難易度

1級建築施工管理技士の資格を得るための試験である1級施工管理技術検定は、第一次検定と第二次検定に分かれています。

第一次検定ではマークシート形式となっており、問題数は全72問で60問解答です。

出題範囲は広く、全体的な知識の会得が必要です。2級でも範囲は広い第一次検定ですが、1級ではさらに範囲が広くなり、2級よりも深い内容が出されることもあるため、しっかり対策をして挑みましょう。

受験資格は基本的に学歴と実務年数ですが、一次検定に限り2級建築施工管理技士を取得していると学歴・実務年数関係なしに受けることが出来ます。

第二次検定ではマークシートと記述形式になっています。6問中4問が記述です。

記述問題と言われると難しく聞こえるかもしれませんが、過去問でしっかり対策を取ることで出題傾向が見えてきます。

2021年から出題形式等大きく変わった試験でもあるので、必ず近年の過去問から傾向把握をして対策しましょう。

受験資格は、2級建築施工管理技士を取得している人は2級取得後から実務経験5年以上が必要です。
そのほか、第一次検定を受験する資格を得ている人は第二次検定設けることが可能です。

1級建築施工管理技士の合格率

国土交通省
令和4年度1級建築・電気工事施工管理技術検定「第一次検定」合格者の発表より引用

国土交通省
令和4年度 建築・電気工事施工管理技術検定(1級・2級) 「第一次検定(2級後期)」及び「第二次検定」合格者の発表より引用

国土交通省の発表した令和4年度の1級建築施工管理技術検定によると

第一次検定の合格率は46.8%です。

2人に1人が受かる結果となっています。

こう聞くと簡単な難易度のように聞こえますが、油断していると足元をすくわれます。

合格基準は全体の60%で、60問中36問、そのうち施工管理法の能力問題で4問正解する必要があります。

しっかり対策をして、確実に合格を狙いましょう。

第二次検定の合格率は45.2%です。

出題形式を変えて以降、高水準が続いています。

以前の第二次検定は全て記述式だったため、マークシート問題が増えたことにより合格率が上がったと考えられます。

合格基準はこちらも全体の60%です。

配点は公表されていませんが、過去問でしっかりと傾向をつかんでおけば問題なく突破できる難易度だといえそうです。

まとめ

1級建築施工管理技士は2級建築施工管理技士よりも難易度は上がっているといえます。

また、建築現場の管理を一手に任される立場に立てるようになる資格であるため、より高度で正確な知識が求められます。

よって、難関資格だということは間違いないでしょう。

しかし、確かな対策を取れば、確実に取得可能な資格であるともいえます。

それは近年の合格率からも明らかです。

近年の過去問を繰り返し解き、問題に慣れながら知識を身につけましょう。

また、2級建築施工管理技士を受験することもよい対策であるといえそうです。

2級でまず広く浅く知識を獲得し、1級受験前により広く深い内容を学びなおすことで、1から新しく知識を取り込むよりも効率的に学べます。

受験資格も2級建築施工管理技士を持っていることで他よりも早く得ることが出来ます。

2級建築施工管理技士の受験も考えてみてはいかがでしょうか。

2級建築施工管理技士解説記事はこちら

1級建築施工管理技士を取得することで、より大きな工事に関わることが出来たり、年収がアップすることに繋がります。

是非取得して、現場でより必要とされる人財になることを目指しませんか?

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近年建設業界では人手不足が問題となっています。

この人手不足は様々な要因が組み合わさって起こっており、その中でも特に大きな要因を3つ紹介します。

業界全体の高齢化による退職者の増加

建設業界で中核を担っている世代の高齢化が進んでおり、それによる退職者が増えています。

経験豊富なベテランがその技術を若い世代に継承せず引退することもあり、今後は人手不足だけではなく技術面も課題になる可能性があります。

若年労働者の減少

建設業界の人手不足の要因として考えられる要因の一つが若年労働者の減少です。

若年労働者が減少している理由として考えられるのは少子高齢化と建設業界に対するイメージです。

少子高齢化により若年層の人口が減少しており建設業界にかかわらず若手労働力の確保が難しくなっています。

また若年層が建設業界に持つイメージによって若年労働者の減少につながっています。

現在の若年層は建設業に対し一言でいえば「キツイ」というイメージを持っていることが多いです。

実際に工事現場などを目にするとかなり高所で作業している場面や重そうな資材を運んでいる場面をよく見かけると思います。

また近年はIT化が流行っていることもあり肉体労働などは避けられる傾向にあります。

他業界への人材流出

建設業界の人手不足として考えられる要因として他業界への人材流出なども考えられます。

先述した通り、建設業に対してハードワークが多いイメージを持っている人もいます。

そのため他業界で一見すると楽に見える労働環境やより高い給与を魅力的に感じて、建設業界から人材が流出することもあります。

また、その時代によって仕事のトレンドが異なっており、新しい技術を駆使する仕事に対して興味を持つ人も一定数います。

転職することを前提に考えている人が増えている点も要因の一つだと考えられます。

建設業界での人材不足への対策は?

前述したように建築業界での人手不足には様々な原因があります。

このような原因を対処するにはどのような手があるのでしょうか。

建設業界のイメージアップをする

建設業界の高齢化と退職者の増加は避けることができません。

そのような状況で大切なのが若年層を獲得し労働力を維持することです。

現在建設業界が若年層を獲得しきれてない原因として建設業に対して「キツイ」イメージがあるとあげました。

そのため若年層を獲得するには建設業界のイメージアップが大切です。

具体的にはAIの導入を行い危険を伴う作業は可能な限り避けられるようにしたり、昔ながらの上下関係を緩くするなど現在の労働環境の流行に合わせていくことが重要です。

新技術導入により大きく労働環境や建設業界そのものが変化する可能性がある点は非常に魅力的だと思います。

建設業界のみの利点をアピールすること

建設業で人手不足が起こっている原因として他業界への人材流出があるとあげました。

このような状況を改善するためには建設業界にしかない利点をアピールすることが非常に重要です。

建設業には例えば以下のようなメリットがあります。

・絶対になくならない
・将来性がある

一つ目のメリットは「絶対になくならないこと」です。

人間の生活に必要な衣食住に含まれている建築業は人間が生きている限り今後もなくなる可能性は非常に低いでしょう。

二つ目のメリットは「将来性がある」ということです。

建設業界は現在厳しい労働環境であることが多いですが、この先AIの導入がうまく進めば非常にホワイトな労働環境を実現させることができます。

このような建設業界のみの利点を強調することが今後建設業界の人手不足を解決するために大切になっていきます。

まとめ

建設業界では人手不足が問題になっています。

その問題の原因として業界全体の高齢化や退職者の増加、若年労働者の減少、他業界への人材流出があり、建設業界のイメージアップや建設業界のみの利点をアピールすることが人材不足を解決するために重要になっていくでしょう。

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技士補はどんな役職?

技士補とは、2019年に国会で可決された「新・担い手三法」の一環で、2021年からスタートした資格制度です。

建設業に携わる労働者の育成を目的としています。
建設業界の人材不足に対応することも目的とされて設立されました。

この技士補は、施工管理技士の資格に関わる新たな仕組みです。

基本、4000万円以上の現場には必ず1人監理技術者とされる1級施工管理技士の設置が義務付けられています。

そして、一人の監理技術者はほかの現場の兼任をすることが出来ません。

しかし、2020年から、1級の技士補が配置されていれば、監理技術者はほかの現場を兼任できるようになりました。

これにより人手不足に悩まされている現場の緩和を目指しています。

技士補の業務内容

1級施工管理技士補の役割は「監理技術者の職務の補佐」です。

監理技術者の職務には

 ・施工計画の作成
 ・工事の工程管理
 ・品質管理
 ・安全管理
 ・施工に従事する者の技術指導監督

等があります。

詳しくは「監理技術者とは?」で詳しく解説しています。

技士補は施工管理技士ではないので一人で行うことは出来ませんが、これらの業務を補佐として、常に施工管理技士(監理技術者)から指導監督を受けながら職務を行います。

しかし、2級施工管理技士補は実務上で職務を行えるわけではありません。

ただし、第二次検定に何時でも挑戦できるという有利性があります(後述)。

2級施工管理技士を取得して主任技術者へなることを目標にしやすくなります。

技士補になるには?どのように申請する?

施工管理技士と言えば、国家資格の学科試験(第一次検定)と実地試験(第二次検定)の両方に受かって初めて取得できる資格でした。

一方、技士補は学科試験(第一次検定)に合格すると取得できる資格です。
学科試験のみでのとることが出来るため、実務経験のない学生のうちに資格を取ることも容易になりました。

しかし、国家試験の1級、2級でとれる資格が異なるため注意しましょう。

また、この資格を持っていると、以降の受験では第二次検定の受験になり、合格すると施工管理技士の資格を取得できます。

資格をもって入ればだれでも第一次検定が免除になり、有効期限等はありません。

技士補になれる国家資格の第一次検定の解説は、監理技術者のページで詳しく紹介しています。

まとめ

新設制度である技士補は施工管理技士の補佐です。

国家資格取得者である施工管理技士のもとで、技術を学びながら管理業務を学ぶことが出来るため、労働者の技術向上を目的としています。

また、それに伴い監理技術者制度が緩和されたため、人材不足対策としても期待されている資格です。

技士補になると、職務を通して施工管理技士に直々に指導をしてもらうことが出来るため、実務経験を十分に積んでから国家資格の第二次検定に挑戦することが出来ます。

そのため、施工管理技士を目指している方で、まだ実地試験に確実に合格できるよう経験を積みたい方は、技士補になって実務経験を積んでいくのがおすすめです。

建設業界に携わりたい方、そして施工管理技士を目指す方は、ぜひ第一歩として技士をの取得を目指して、活躍できる人材としてのスキルを獲得しましょう。

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主任技術者と監理技術者は「規模」が違う

主任技術者と監理技術者、どちらも技術者の役職であり、必ず現場に配置が義務付けられている役職です。

この二つの役職について明確な違いはあるのか、本記事では見ていきます。

結論から言うと、これら二つの役職の仕事内容は同じです。
しかし、配置される建築規模が違います。

主任技術者は、原則すべての工事現場に配置が必要です。
これも原則ですが、請負金額に関わりがなく、元受けや下請け等の請負形態にも規定はありません。
実際はどうかというと、監理技術者の必要がない、小規模な工事現場に配置されています。
金額で規模を示すと下請金額4000万円未満、建築一式工事は6000万円未満の工事を小規模工事としています。

それ以上になると、主任技術者ではなく、監理技術者の配置義務範囲になります。

監理技術者は、前述の通り、大規模な工事や公共工事の時に配置の義務が発生します。
金額で規模を定義すると、下請金額4000万円以上、建築一式工事は6000慢円以上の工事が大規模工事です。

監理技術者のいる現場には主任技術者は配置が不要になります。

主任技術者と監理技術者の「仕事」は同じ?

上記の通り、この二つの役割に違いはありません。

どちらの仕事も工事全体の管理が仕事です。

具体的には、施工計画の作成、工程管理や品質管理、安全管理です。

以下の二つの記事で詳しく紹介しています。

主任技術者の解説記事はこちら

監理技術者の解説記事はこちら

主任技術者と監理技術者は「資格」が違う

主任技術者と監理技術者は、仕事内容が同じということもあり、必要になる要件・資格もほぼ同じです。
ただし、必要年数・等級が異なります。

主任技術者も監理技術者も、学歴に応じた一定期間の実務経験か、業種に応じた国家資格の取得が条件となります。

主任技術者では、3年以上の実務経験(大卒・指定高等専門卒の場合)、または2級以上の指定国家資格取得が条件です。

対して監理技術者は、1級の指定国家資格の取得が条件です。
1級資格では、大抵が学歴に応じた3~5年の実務経験が受験資格となっており、実務経験も必要となります。

前述のとおり、監理技術者は主任技術者よりも大きな現場を任されることになるため、高いレベルが要求されます。
そのため、主任技術者よりもレベルの高い要件が設定されています。

まとめ

主任技術者監理技術者は、似た職務内容でありながら、要求されるスキルのレベルが大きく異なることが理解できたと思います。

規模は異なっていても、ひとつひとつの現場の大切さは変わりません。
どのような現場に配置され、どのような役職についても、心持は変わらず業務に向き合ってください。

まずは主任技術者をめざし、一つ一つの現場で確実なスキルを積み、スキルの証明として資格を取って、監理技術者になる。
その様なキャリアを描き、ぜひこれらの役職へ挑戦してください。

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工事監理者と工事管理者の仕事や立場の違い

工事監理と工事管理、とてもよく似た名前の二つの役職ですが、じつは全然違います。

工事監理者も工事管理者も、設計通りに工事を完成させるという同じ目的があります。
しかし、立場や仕事内容は全く異なっているのです。

工事監理者は、建築主の代理人として監督業務を行います。

主な仕事は設計図通りに施工が進んでいるかの確認です。

工事の実施内容や品質の検査を行います。

また、図面だけでは伝わらない内容を現場に伝える役割があります。

その為、設計者が任命される場合が多い立場です。

工事管理者は、工事現場の責任者です。

主な仕事は工事の工程やスケジュール、人材、安全管理などの総合的な管理です。

また、各業務の効率化を図ることも重要な仕事です。

主に、現場監督のことを指します。

つまり、一言で言うと、工事監理者は設計図通りか確認しながらつくらせる立場、工事管理者は現場を統括し設計図通りつくる立場です。

工事監理者と工事管理者の資格の違い

工事監理者と工事管理者は、なるための要件も違います。

工事監理者になるためには、工事の規模によって変わりますが、特定の資格が必要となります。

工事監理者は建築基準法という法律で定められた立場であるため、専門家でなくてはなりません。

その為、これらの資格を持っていなくてはなることが出来ません。

必要な資格は以下の記事で紹介しています。

一方、工事管理者になるためには、特に資格は必要ありません。
建築基準法等で定められた立場でもありません。
しかし、工事管理に関連する国家資格等はあるため、取っておいて損はありません。
実際に工事管理者になるためには、こうした資格を有していたほうが評価されやすいことは間違いありません。

工事監理者と工事管理者を分ける理由

この、似ているようで異なる2つの仕事は、それぞれ別の会社に頼むことを推奨されています。

実際には、「責任施工」という、1つの会社が設計から建築工事までを一貫して引き受けることは出来ます。
メリットとして、余計なコストがかからず、一つの会社内ですべてが共有されるため、建築主の意志が伝わりやすいところです。

しかし、デメリットとして、一部の会社では工事監理者を下請けの建築士や自社社員に兼任させることがあります。
この時、監理者は会社の指示を優先させてしまうため、会社の意向と異なった建築主の意向に従わない場合が出てきます。
すると、会社に不利になるような、工事に必要なチェックや報告が建築主に行われず、完成後に不備が見つかるという事態になりかねません。

工事監理者は建築主の代理人という立場のため、建築主の立場にいなければなりません。
その為、多少費用が掛かりますが、別の会社に頼むことが推奨されています。

まとめ

工事監理者と工事管理者が全く異なった仕事であり、どちらも工事に必要な立場の人物であることが理解してもらえたと思います。

重要なことは、つくらせる立場の監理者とつくる立場の管理者、それぞれの立場に立ってしっかりと現場を確認することです。

どちらも設計図通りに工事を完成させること、ないしは建築主を満足させることが目標です。
同じ目標を持ち、違う視点から協力し合うことが、良い成果につながるでしょう。

これからこの立場を目指す方も、これらの仕事内容をしっかり理解した上で、なるために必要な要件を満たし、ぜひより良いキャリアを築く一歩につなげてください。

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1級土木施工管理技士の参考書の選び方

1級土木施工管理技士の勉強は、仕事をしながら参考書による独学をすることがほとんどになります。
なので、仕事の合間の時間で勉強できる、自分に合った参考書を選ぶことはとても重要です。

しかし、自分に合った参考書を選ぶ前に、注意しておく点がいくつかあります。

①第一次検定と第二次検定の両方に対応しているか
②参考書か、過去問集か
③最新年度のものか

これらについてまず解説します。

①第一次検定と第二次検定の両方に対応しているか

1級土木施工管理技士の参考書には、1冊で第一次検定と第二次検定の両方の内容を収録したものと、第一次検定と第二次検定で参考書が分かれているものがあります。
参考書の表紙には「第一次検定」「第二次検定」「第一次・第二次」等、必ず記載があります。

よく見て購入するようにしましょう。

また、表記が第一次検定・第二次検定ではなく、学科・実地となっているものもあります。
学科が第一次検定、実地が第二次検定のことを指しています。覚えておきましょう。

オススメは第一次検定と第二次検定の両方の内容を収録した参考書です。
分かれているものは2冊参考書を買わなくてはいけないので、1冊で済むものであれば買い忘れがなく、コストパフォーマンスも良いです。
しかし、1級の参考書は第一次検定と第二次検定で分かれている参考書のほうが多くあります。
分かれている参考書を選ぶときは、セットで買うことをオススメします。

②参考書か過去問集か

1級土木施工管理技士の勉強をするときは、参考書と過去問集の2つを使用することが望ましいです。
過去問数年分を繰り返し解くことが合格の一番の近道ですが、過去問の解説だけではわからない知識や、知っていることを前提とした解説が出てくることがあります。
そういったときに参考書を活用し、わからないことを確認するという勉強の仕方が、確実に知識を身に着けることができる方法です。

こちらも表紙に表記があるので、検討前に確認するようにしましょう。

また、参考書には過去問を収録しているものもあります。
しかし、大抵が頻出問題のみを抜き出した問題集か、1年分しかついていないなど、これだけでは演習量が足りません。
過去問は、5回分以上を繰り返し解くことが合格への近道になります。
5回分の過去問が収録されている過去問集を購入し、演習することをオススメします。

③最新年度のものか

1級土木施工管理技士の参考書は毎年最新版が出されます。
なぜなら、毎年範囲や主題が変わり、内容もアップデートされているからです。

最新の問題傾向を知るためにも、最新の傾向を分析して出されている参考書を選ぶようにしましょう。

自分に合った参考書選びのコツ

自分に合わない参考書を選んでしまうとモチベーションが下がり、効率よく学習することができなくなってしまいますよね。

自分に合った参考書を選ぶときに注目したいポイントがいくつかあります。

文字の多さ、図・イラストの多さ

イラストや図が多い方が視覚イメージとして理解がしやすく、わかりづらい専門用語も記憶に残りやすいという方はいるでしょう。

逆に、図やイラストよりも文章が多くて読みごたえがあるほうがやる気が出るという方もいるでしょう。

あなたはどちらのタイプでしょうか?
事前にどのような解説の仕方がやる気が出るか、希望を決めておきましょう。

自分のレベル

1級土木施工管理技士を受験するみなさんは実務経験が必ずある方です。
しかし、専門的に学んだことがあるか、無いかでレベルは変わってくるでしょう。
それにより、合う参考書は変わってきます。

専門的に学んだことがある方は参考書を使わずとも、過去問集をガンガン周回することがあっているかもしれません。
逆に、座学等で知識を体系的に獲得していない方は、一度解説の詳しく乗っている参考書で知識を得たほうが解けるかもしれません。

自分のレベルに合わせて、必要な要素を満たしているものを選びましょう。

おすすめの参考書一覧

ここでは、第一次検定と第二次検定の両方収録されているものをピックアップします。

建築土木教科書 1級土木施工管理技士 第一次・第二次検定 合格ガイド 第2版

価格:3960
ページ数:520ページ
・webから学科試験の過去問をダウンロードすることが可能。スマホで使える用語集ももらえるため、手元のデジタル機器で学習ができる
・経験記述の添削された解答例を多数収録している。Webからも解答例をダウンロード可能。記述試験の勉強に特化していると言える参考書

いちばんわかりやすい!1級土木施工管理技術検定 合格テキスト

価格:2530
ページ数:472ページ
・章ごとに重要度や頻出度等がまとめられているため、優先順位をつけながら勉強が可能
・暗記部分は赤シートに対応している

過去問集

こちらも、第一次検定と第二次検定の両方収録されているものをピックアップします。

詳解 1級土木施工管理技術検定過去5回問題集 ’23年版

価格:2200
ページ数:544ページ
・5回分の過去問を分析&収録されている。
・出題傾向分析表、頻出テーマをまとめた要点チェックを収録しているため、効率よく学習することが可能

1級土木施工管理技士 過去問コンプリート 2023年版: 最新過去問8回分を完全収録

価格:3080
ページ数:576ページ
・8年分という、豊富な過去問数の参考書。多く演習を行いたい場合は最適
・出題傾向分析や、経験記述の攻略法を収録している。
・連携しているスマホアプリがあり、成績管理や試験日カウンターなどの独学支援機能が充実している

まとめ

1級土木施工管理技士は、仕事の合間や仕事終わりで時間を多く取ることが出来なくても、独学で取得することが可能です。

独学で取得する場合は、過去問を繰り返し解き、参考書でわからないところを確認するという学習方法が最適です。
自分に合った参考書で、ぜひ独学で取得を目指しましょう。

また、独学で継続するのが難しいという方には、通信講座やスクールがおすすめです。
こちらもやはり時間は取られてしまうため、ワークライフバランスも意識しながら、自分に合った方法であきらめずに合格を目指しましょう。

設計・施工管理・現場監督 スペシャリストを目指してみませんか?

ジーエヌティー株式会社では、設計・施工管理で長く活躍したい方や、大きな成長につなげたい方、スキルを磨きたい方を常時求めております。
充実した育成・研修制度だけでなく、社員一人ひとりが自らのキャリアデザインを描けるような仕組みを構築しています。

まずはお話しだけでも構いませんので、是非一度ご応募いただけますと幸いです。
皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

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2級土木施工管理技士参考書の選び方

2級土木施工管理技士の勉強方法として、参考書による独学があります。
独学をする上で、自分に合った参考書を選ぶことはとても重要です。

しかし、自分に合った参考書を選ぶ前に、注意しておく点がいくつかあります。

①第一次検定と第二次検定の両方に対応しているか
②参考書か、過去問集か
③最新年度のものか

これらについてまず解説します。

①第一次検定と第二次検定の両方に対応しているか

2級土木施工管理技士の参考書には、1冊で第一次検定と第二次検定の両方の内容を収録したものと、第一次検定と第二次検定で参考書が分かれているものがあります。
参考書の表紙には「第一次検定」「第二次検定」「第一次・第二次」等、必ず記載があります。
よく見て購入するようにしましょう。

また、表記が第一次検定・第二次検定ではなく、学科・実地となっているものもあります。
学科が第一次検定、実地が第二次検定のことを指しています。覚えておきましょう。

オススメは第一次検定と第二次検定の両方の内容を収録した参考書です。
分かれているものは2冊参考書を買わなくてはいけないので、1冊で済むものであれば買い忘れがなく、コストパフォーマンスも良いです。

②参考書か過去問集か

2級土木施工管理技士の勉強をするときは、参考書と過去問集の2つを使用することが望ましいです。
過去問数年分を繰り返し解くことが合格の一番の近道ですが、過去問の解説だけではわからない知識や、知っていることを前提とした解説が出てくることがあります。
そういったときに参考書を活用し、わからないことを確認するという勉強の仕方が、確実に知識を身に着けることができる方法です。

こちらも表紙に表記があるので、検討前に確認するようにしましょう。

また、参考書には過去問を収録しているものもあります。
しかし、大抵が頻出問題のみを抜き出した問題集か、1年分しかついていないなど、これだけでは演習量が足りません。
過去問は、5回分以上を繰り返し解くことが合格への近道になります。
5回分の過去問が収録されている過去問集を購入し、演習することをオススメします。

③最新年度のものか

2級土木施工管理技士の参考書は毎年最新版が出されます。
なぜなら、毎年範囲や主題が変わり、内容もアップデートされているからです。

最新の問題傾向を知るためにも、最新の傾向を分析して出されている参考書を選ぶようにしましょう。

自分に合った参考書選びのコツ

自分に合わない参考書を選んでしまうとモチベーションが下がり、効率よく学習することができなくなってしまいますよね。

自分に合った参考書を選ぶときに注目したいポイントがいくつかあります。

文字の多さ、図・イラストの多さ

イラストや図が多い方が視覚イメージとして理解がしやすく、わかりづらい専門用語も記憶に残りやすいという方はいるでしょう。

逆に、図やイラストよりも文章が多くて読みごたえがあるほうがやる気が出るという方もいるでしょう。

あなたはどちらのタイプでしょうか?
事前にどのような解説の仕方がやる気が出るか、希望を決めておきましょう。

自分のレベル

あなたは全くの初心者なのか、それとも専門的に学んだことがあったり、実務経験があったりしてある程度の知識が身についているのか。
それにより、合う参考書は変わってくるでしょう。

実務経験が長い方は参考書を使わずとも、過去問集をガンガン周回することがあっているかもしれません。
逆に、初心者ならばイラストや図解が多く、カラーである参考書が理解しやすいかもしれません。

自分のレベルに合わせて、必要な要素を満たしているものを選びましょう。

おすすめの参考書一覧

第一次検定と第二次検定の両方収録されているものをピックアップします。

この1冊で合格! 土木系YouTuber雅の2級土木施工管理技術検定【第1次・第2次】 テキスト&問題集

価格:2420
ページ数:376ページ
・全編フルカラー、イラストや図表が多く、読みやすいレイアウトとなっている
・暗記部分は赤シートに対応している。別冊付録の重要まとめノートと合わせて、ちょっとした時間にも学習が可能
・多くの練習問題、模擬テストを収録している

2023年版 2級土木施工 第1次&第2次検定 徹底図解テキスト

価格:2860
ページ数:588ページ
・各分野のポイントをイラストや図表が豊富なテキストです。未経験者でもイメージがしやすい工夫がされている
・1問1答の豊富な例題や、過去問模擬試験を収録しており、演習も1冊で可能

・建築土木教科書 2級土木施工管理技士 第一次・第二次検定 合格ガイド 第2版

価格:2508
ページ数:448ページ
・webから学科試験の過去問をダウンロードすることが可能。スマホで使える用語集ももらえるため、手元のデジタル機器で学習ができる
・経験記述の解答例5題分をwebからダウンロード可能。記述試験の勉強に特化していると言える参考書

いちばんわかりやすい!2級土木施工管理技術検定 合格テキスト

Amazon(https://amzn.asia/d/7PBZHjq)
価格:2200
ページ数:432ページ
・章ごとに重要度や頻出度等がまとめられているため、優先順位をつけながら勉強が可能
・暗記部分は赤シートに対応している

過去問集

こちらも、第一次検定と第二次検定の両方収録されているものをピックアップします。

詳解 2級土木施工管理技術検定過去6回問題集 ’23年版

Amazon(https://amzn.asia/d/eLVTpeM)
価格:1870
ページ数:376ページ
・6回分の過去問を分析&収録されている。
・出題傾向分析表、頻出テーマをまとめた要点チェックを収録しているため、効率よく学習することが可能

2級土木施工管理技士 過去問コンプリート 2023年版: 最新過去問11回分を完全収録

Amazon(https://amzn.asia/d/3p4Zrii)
価格:2750
ページ数:480ページ
・11年分という、豊富な過去問数の参考書。多く演習を行いたい場合は最適
・出題傾向分析や、経験記述の攻略法を収録している。
・連携しているスマホアプリがあり、成績管理や試験日カウンターなどの独学支援機能が充実している

まとめ

2級土木施工管理技士は独学で取得することが可能です。

独学で取得する場合は、過去問を繰り返し解き、参考書でわからないところを確認するという学習方法が最適です。
自分に合った参考書を見つけて、ぜひ独学で取得を目指しましょう。

また、独学は難しいという方には、通信講座やスクールがおすすめです。
自分に合った方法であきらめずに合格を目指しましょう。

設計・施工管理・現場監督 スペシャリストを目指してみませんか?

ジーエヌティー株式会社では、設計・施工管理で長く活躍したい方や、大きな成長につなげたい方、スキルを磨きたい方を常時求めております。
充実した育成・研修制度だけでなく、社員一人ひとりが自らのキャリアデザインを描けるような仕組みを構築しています。

まずはお話しだけでも構いませんので、是非一度ご応募いただけますと幸いです。
皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

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工事管理者の特徴

工事管理者とは、工事現場を動かし、作業員や材料の手配なども行う、全般を取り仕切る人を指します。

他に施工管理者、現場監督、現場管理者、現場代理人とも呼ばれます。

名称の似ている「工事監理者」とは別物になります。

管理者は工事現場全体を見てスケジュール通りの進捗で出来ているか、効率は悪くないかを随一確認して、図面を見ながら作る立場の仕事です。

つまり施工会社の現場監督の仕事です。

また、工事管理者は上述の通りあくまで現場担当者の通称であり、法的に定められた立場ではありません。

なので、現場に常駐は必要ですが、契約額が4000万円未満の規模の工事、建築一式工事の場合は8000万円未満の規模であれば、一般的に現場を離れることができます。

工事管理者の業務内容

工事管理者の具体的な仕事は4大管理と呼ばれています。

・工程管理
・原価・予算管理
・安全管理
・品質管理

工程管理は、工期の調整をすることです。つまり、納期を守るために工程を管理します。
予定通りに進んでいるかの進捗確認は、常に行う最重要業務です。

原価・予算管理は、発注者の求める品質と、施工会社の利益のバランスを考えて、予算を見積りに沿う計画を考える仕事です。

安全管理は、事故を起こさないように安全性を意識して、従業員や技術者が安全に作業できるように現場管理をする仕事です。

品質管理は、納品物の品質だけでなく、工程の品質を重視して、適切な工事が行えているか、事故や欠陥はないかの確認を行う仕事です。

4大管理のほかにも、

・材料や重機の手配、作業員の手配
・打ち合わせの参加や工事記録などの作業日報管理

等があります。

基本的に現場を効率的に動かし、「ヒト・モノ・カネ」を統合管理するのが仕事です。

工事管理者になるには

工事管理者は法で定められた立場ではないため、規定上特定の資格を所持していなくてもなることができます。

ただし、原則として施工会社との直接的な雇用関係が3か月以上ある必要があります。
この期間さえ経過すればだれでもなることができます。

さらに発注者によっては、直接的な雇用関係がなくともいいというところも、3か月未満でも構わないとするところもあります。

しかし、実際の現場では主任技術者や監理技術者が兼任する場合が多く、結果として施工監理技術者等の資格を有している人が配置されています。
国家資格等の関連資格を持っておくと確実でしょう。

まとめ

工事管理者は工事に直接携わる者がなります。
現場監督として、ヒトやモノ、スケジュールを管理するマネジメント力が問われる仕事です。

これらの管理方法などは資格を勉強している際に必ず学ぶ分野です。
工事管理者は資格を必要としない立場ではありますが、ぜひ施工管理技術者等の国家資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。
他の役職への足掛かりにもなりますので、無駄になることは決してありません。

自分のキャリアに箔をつける意味でも、ぜひ挑戦してみてください。

設計・施工管理・現場監督 スペシャリストを目指してみませんか?

ジーエヌティー株式会社では、設計・施工管理で長く活躍したい方や、大きな成長につなげたい方、スキルを磨きたい方を常時求めております。
充実した育成・研修制度だけでなく、社員一人ひとりが自らのキャリアデザインを描けるような仕組みを構築しています。

まずはお話しだけでも構いませんので、是非一度ご応募いただけますと幸いです。
皆様からのご応募を心よりお待ちしております。

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