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建設コラム

監理技術者講習の有効期限は?オンラインでの受講方法や日程・時間割等の基本情報まとめ

2023.03.26

監理技術者講習とは?

監理技術者講習とは、監理技術者になるために必要な監理技術者講習修了証を得ることのできる、国土交通省登録実施機関が行う講習です。

監理技術者になるためには、建築業法第26条によりこの講習の受講が義務付けられています。

受講資格は特にありません。

しかし、講習修了証はシール状になっており、監理技術者資格者証に貼る形で使用します。

監理技術者資格者証の交付には、指定の業種ごとの一級国家資格が必要なため、一級国家資格の取得を念頭に置いておきましょう。

監理技術者になるためには監理技術者講習修了証とともに監理技術者資格者証が必要なため、持っていて損はありません。

なお、講習修了証の有効期限が令和3年に改正され、受講した日から5年後の12月31日までとなりました。

同年内で何度受講しても有効期限は伸びないため注意してください。

受講期限を延ばしたい方は翌年の1月1日以降に再受講するようにしましょう。

オススメは受けようと思った年の1月中に一度目を受講し、5年後の年に二度目を受講する形です。
一番長く保持していることができます。

また、有効期限期間に新たに業種を追加されたとしても再受講は必要ありません。
再受講が必要になるのは有効期限の延長時のみです。

監理技術者の科目

講習科目は以下の4つになります。

①建設工事に関する法律制度
②建設工事の施工計画の作成、工程管理、品質管理、その他の技術上の管理
③建設工事に関する最新の材料、資機材及び施工方法
④修了試験

講習内では①から③が6章構成になっており、

第1章 建設業の現状と監理技術者
第2章 建設工事における技術者制度及び法律制度
第3章 建設工事における施工計画と施工管理
第4章 建設工事における安全管理と技術基準
第5章 建設工事における環境保全
第6章 最新の建設技術の動向

となっています。

参考:JCTC一般財団法人全国建設研修センター「監理技術者講習

監理技術者講習の日程

監理技術者講習は1日かけて行われる講習です。所要時間は約6時間ですが、学校の時間割のようにプログラムが組まれているため、始まりは午前9時から終了は午後5時ごろとなっています。

会場ごとに異なるため、受講予定の方はお近くの会場での開催プログラムがどのように組まれているのか調べてみましょう。

どこの会場でも共通している点としては、学習内容6章が終了次第、修了試験を予定としています。
1コマごとの間には10分休みがあり、お昼休みは50分間設けられています。

参考:JCTC一般財団法人全国建設研修センター「監理技術者講習

監理技術者講習を受けられる場所

2023年3月現在、受講方法は会場講習とオンライン講習の2種類があります。

会場講習の会場は全国に見られました。

しかし、会場によっては1か月に1度や6か月に1度と、開催回数にばらつきが見られました。

また、空席などの都合も考慮しておいた方が良いでしょう。

なので、受けようと思い立ったらまずはお近くの会場がいつ講習を開催しているのか調べておきましょう。

受講料は申し込みサイト等で多少変動が見られましたが、どこでも大体10000円以下(会場講習は郵送申し込みの場合)の料金帯でした。

会場受講とオンライン受講で料金に差があるところもあったため、ぜひ各サイトを見比べてみてください。

参考:JCM一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会「監理技術者講習の概要

まとめ

監理技術者講習は、監理技術者として活躍したい方にとっては必ず受験しなければならないものです。

会場が埋まらないよう、受験をお考えの方は今すぐに会場を調べてみましょう。

また、有効期限があり、一年の早い時期に持っていたほうが長く保持できることになることが分かっていただけたかと思います。

受講資格はないので、受講時期も考慮しながらまずは監理技術者への第一歩として受講してみてはいかがでしょうか。

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